大学院都市生活学専攻は、「都市研究の都市大」を牽引する拠点のひとつであるとともに、都市生活学部のユニークな人材教育をさらに発展させた研究活動の場です。
大学院都市生活学専攻では、世界の中で「東京」という特徴ある大都市に所在する立地の優位性を活かしながら、都市の変貌と発展、都市社会で生起する様々な新しい都市現象をいち早く捉え、発展を続ける現代の都市文明と都市文化の双方に対して、独自のポジションから実践的な企画提案ができる専門家人材の育成を目指しています。
大学院の修士(博士前期)課程の教育課程では、社会科学による専門的な分析力と、デザインからアプローチする独創性ある創造力との、2つの能力を複合的に修得できるカリキュラムを用意しています。このため、専門科目においては、「都市経営特論」、「都市プランニング特論」、「都市デザイン特論」、「建築デザイン特論」、「プロジェクトマネジメント特論」、「都市システム特論」の6教科を中心に教育課程を編成しています。
また、一級建築士の資格試験にも対応し、「建築インターンシップ」などの所定の科目を修得することで、受験資格に必要な2年間の実務経験のうち1年分が認められます。
このような学修環境のもと,学生は自身が研鑽を積みたいと考える研究・学修領域に応じた指導教員の研究室に属し,その指導を得て専門力を強化し,自ら主体的に選択したテーマによって修士論文を完成させていきます。
大学院の博士後期課程(2021年4月1日開設)では、研究・教育力の高質化と、 新たな知の発展を習得できるカリキュラムを用意しています。
高度な研究に用いられる多様な方法論を習得しつつ、都市社会に生起する事象を多角的・学際的に捉える視座と本質を見抜く洞察力を養うとともに、学識を教授するために必要な能力を培います。また、都市と都市生活に係わる特定の研究テーマを設定し、高度な研究方法を駆使して研究を遂行し、その成果を独自性と一貫性のある博士論文にまとめ上げます。
このような学修環境のもと、自立した研究者として新しい領域を開拓できる研究能力を身につけます。
本専攻の授業及び研究活動は、等々力キャンパスを中心に行います。
B日程 | 願書受付(8月上旬)、試験(9月上旬、東京で)、合格発表(9月中旬) |
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C日程 | 願書受付(1月中旬)、試験(2月中旬、東京で)、合格発表(2月下旬) |
出願方法(日本語) | https://www.tcu.ac.jp/entrance/graduatesummary/environment/contact/ |
お問い合わせ | tckyoumu@tcu.ac.jp |
科目名(専門科目) | 担当講師 |
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都市生活学概論 | 明石達生教授、宇都正哲教授、川口和英教授、川口英俊教授、坂井文教授、 山根格教授 |
都市経営特論 | 川口和英教授、永江総宜教授 北見幸一准教授 |
プロジェクトマネジメント特論 | 宇都正哲教授、沖浦文彦教授、末繁雄一准教授 |
都市プランニング特論 | 明石達生教授、坂井文教授、諫川輝之講師 |
都市システム特論 | 齋藤圭准教授、西山敏樹准教授、林和眞准教授 |
都市デザイン特論 | 川口英俊教授、中島伸准教授 |
建築デザイン特論 | 高柳英明教授、中島伸准教授 |
都市のアクションリサーチ | 坂倉杏介准教授、末繁雄一准教授 |
建築設計インターンシップ | 川口英俊教授、高柳英明教授 |
都市のリサーチメソッド演習 | 北見幸一准教授、西山敏樹准教授 |
建築設計演習 | 川口英俊教授、高柳英明教授 |